なぜ彼は「ガラクタ」を集めるの?収集癖に隠れた狩猟本能と、自分をすごく見せたい心理

自分の趣味の部屋(コレクションルーム)で、フィギュアやスニーカーなどに囲まれて、満足げな表情で座っている男性の写真。

恋愛カウンセラーのほのかです。

「また同じようなスニーカー買ってきた…」
「フィギュアや古着で部屋が埋め尽くされている…」

女性から見れば「何の役にも立たないガラクタ」でも、男性にとっては「命の次に大事な宝物」。
この温度差に呆れている女性は多いのではないでしょうか?

実は、特定のものを夢中になって集める「収集癖」は、圧倒的に男性に多いと言われています。
彼らがなぜそこまでモノに執着するのか。
その正体は、数万年前から続く「狩猟時代の名残」と、現代社会での「心の鎧」にありました。


目次

1. 部屋は「洞窟」、コレクションは「獲物」

「現代の狩りの成果」を表現

進化心理学の視点で見ると、男性の脳には「狩猟採集時代」の本能が色濃く残っています。

かつて男たちは、外に出て獲物(食料や資源)を狩り、自分のテリトリーに持ち帰ることで家族を守っていました。
現代ではマンモスを狩る必要はありませんが、その代わりに「レアなスニーカー」「限定の時計」「ヴィンテージのレコード」を狩り、自分の部屋(洞窟)に並べることで、本能的な満足感を得ているのです。

女性が「使うため」にモノを買うのに対し、男性は「集めること自体」が目的化しやすいのは、この「狩猟本能」が暴走しているからなんですね。

2. コンプリートしたい!「達成動機」

同じシリーズのフィギュアが「001」から順番にきれいに並んでいる様子

また、男性はゴールや目的を達成することに快感を覚える生き物です。
心理学ではこれを「達成動機」と呼びます。

  • 「全種類揃えたい」
  • 「シリーズをコンプリートしたい」
  • 「01番から100番まで並べたい」

バラバラの状態が気持ち悪く、全て揃った時の「完全な状態」を見ることで、「俺はやり遂げた!」という強い達成感と支配欲を満たしています。
彼らにとってコレクションは、ただの買い物ではなく、クリアすべき「ミッション(ゲーム)」なのです。

3. モノと自分が一体化する「同一化」

高級腕時計をつけた男性の手元のアップ

そして、最も根深い心理が「同一化」です。

同一化とは

「所有しているモノの価値=自分の価値」だと錯覚してしまう心理のこと。
自分自身に自信がない人ほど、希少価値のあるモノや、高級なモノを身の回りに置くことで、自分の弱さを隠そうとします。

「世界に〇個しかない時計を持っている俺」
「誰も知らないマニアックな知識を持っている俺」

彼はコレクションを通じて、「俺は特別な人間なんだ」と確認し、自尊心を保っているのです。
つまり、あの大量のコレクションは、厳しい社会で戦う彼を守るための「心の鎧」でもあるのです。


まとめ:彼の「聖域」には触れないで

彼のコレクション(例えばガンプラやミニカー)を、女性が隣で「へえ、すごいね」と笑顔で指差して見ている、平和なカップルの写真。

そう考えると、彼のガラクタも少しだけ尊く見えてきませんか?
(掃除の邪魔なのは変わりませんが…笑)

彼にとってコレクションを捨てられることは、自分のアイデンティティ(存在意義)を否定されるのと同じこと。
「すごいね!」「よく集めたね!」と、たまにその「戦利品」を褒めてあげてください。
それだけで、彼の狩猟本能は満たされ、家(あなた)という安全基地をより大切にしてくれるはずですよ。
ほのかでした。

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