その笑顔、本物?それとも愛想笑い?目元で見抜く「デュシェンヌ・スマイル」と男の建前

半分は笑っていて、もう半分は真顔(または悲しい顔)の仮面を持っている男性のアート。

恋愛カウンセラーのほのかです。

「彼はずっとニコニコ話を聞いてくれるけど、本当に楽しんでるのかな?」
「大事な話をしているのに、なぜかヘラヘラ笑っている…」

笑顔は「肯定」や「喜び」のサインだと思われがちですが、大人の社会において、笑顔ほど多機能な「ツール」はありません。
私たちは心から楽しい時だけでなく、気まずい時、怒りを隠したい時、相手を拒絶したい時ですら「笑顔」を作ることができるからです。

今回は、そんな複雑な「笑顔の種類」を解剖し、彼の笑顔が「心からの喜び」なのか、それとも「ただの処世術」なのかを見抜く方法をお伝えします。


目次

1. 唯一の本物「デュシェンヌ・スマイル」

若い男性が、屈託のない笑顔で笑っている自然な写真(公園や部屋着などリラックスした雰囲気)。

まず知っておきたいのが、心理学で定義される「本物の笑顔」、通称「デュシェンヌ・スマイル」です。

これは、19世紀のフランスの神経内科医デュシェンヌが発見したもので、「喜びの感情がないと動かない筋肉」を使った笑顔のこと。
見分け方は非常にシンプルで、「目」です。

本物の特徴
  • 口角が上がっている(大頬骨筋)
  • 目の周りの筋肉が収縮し、目尻にカラスの足跡のようなシワができる(眼輪筋)

口角は意識的に上げることができますが、目の周りの筋肉(眼輪筋)は、自律神経と連動しているため、嘘をつくのが難しいのです。
もし彼がマスクをしていても、目尻がクシャッと下がっているなら、それは混じり気のない「あなたといて楽しい!」というサインです。

2. 人間関係の潤滑油「愛想笑い(ソーシャル・スマイル)」

ビジネスシーンや少し気まずいデートで、口角だけ上げて「営業スマイル」をしている男性。

次に多いのが、いわゆる「愛想笑い」です。
これは必ずしも悪いものではありません。

「あなたの話はつまらない」と思っていても、「関係を壊したくない」「敵意はありませんよ」と伝えるために浮かべる笑顔です。

  • 口角は上がっているが、目が笑っていない。
  • 笑顔が左右対称すぎる(作り物っぽい)。
  • 笑顔が消える瞬間が早い(用が済んだらスッと真顔に戻る)。

もし彼がこの笑顔をしていたら、それは「楽しんでいる」のではなく、「頑張って合わせている」状態。
無理をさせているサインなので、話題を変えたり、早めに切り上げたりする配慮が必要です。

3. 感情を隠すための「仮面の笑顔」

悲しみや怒りを隠している様子。

そして最も注意が必要なのが、ネガティブな感情を隠すための「マスキング・スマイル(隠蔽の笑顔)」です。

男性は、弱みを見せたり、感情的になったりすることを「恥」だと感じる傾向があります。
そのため、すごくショックを受けた時、怒りを感じている時、図星を突かれて動揺した時に、あえて「ヘラヘラした笑顔」を作って、自分の動揺を隠そうとします。

真剣な話をしているのに彼が薄ら笑いを浮かべていたら、それはふざけているのではなく、「痛いところを突かれて防御している(心の中では泣いているか怒っている)」可能性が高いのです。

これを「余裕があるんだ」と勘違いして追い詰めると、突然爆発されることがあるので要注意です。


まとめ:口元より「目元」を見よう

女性が男性を見守る

「笑顔だからオールオッケー」ではありません。
彼の笑顔がどれに当てはまるのか、冷静に観察してみましょう。

  1. 心からの喜び(目元がクシャッ)
  2. 気遣いのツール(口だけニッコリ)
  3. 心の防衛反応(ヘラヘラ)

口元の形に騙されず、その上にある「目」をじっと観察してみてください。
そうすれば、言葉には出さない彼の「本当の感情」が、痛いほど伝わってくるはずですよ。
ほのかでした。

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