「障害がある恋」ほど燃えるのはなぜ?略奪愛や不倫にハマりやすい人の5つの特徴

激しく燃え盛る炎の中に、ハートのシルエットが浮かんでいるようなドラマチックな画像。

恋愛カウンセラーのほのかです。
「彼には奥さんがいる」「親に反対されている」「遠距離でなかなか会えない」

普通なら諦めてしまうような「障害」があるときほど、恋の炎が燃え上がってしまった経験はありませんか?

スムーズに進む恋愛よりも、誰かを傷つけたり、何かを犠牲にしたりする恋愛の方が「ドラマチック」で「本物の愛」のように感じてしまう。
実はこれ、心理学的にはとてもありふれた現象であり、そして「ある特定の性格の人」ほど、この沼に深くハマりやすい傾向があるのです。

今日は、障害がある恋が盛り上がる理由と、危険な恋に走りやすい人の性格的特徴についてお話しします。


目次

1. 燃え上がる正体:「ロミオとジュリエット効果」

「DO NOT ENTER」や「KEEP OUT」のテープをくぐり抜けようとしている足元。

まず、障害があるほど燃える心理には「ロミオとジュリエット効果」という名前がついています。

人間には「ダメと言われるとしたくなる」「邪魔されると反発したくなる」という心理的リアクタンス(抵抗)が備わっています。
「彼と会ってはいけない」という障害(禁止)が、逆に「なんとしてでも会いたい!」というエネルギーに変換され、それを「激しい愛」だと脳が勘違いしてしまうのです。

この効果は誰にでも起こりますが、特に次のような性格の人は、この罠に自らかかりに行ってしまう傾向があります。

2. 危険な恋にハマりやすい人の特徴

たくさんの仮面(マスク)が壁に掛かっていて、どれをつけようか迷っている手元(飽きっぽさ、好奇心)。

では、具体的にどんな人が「不倫」や「略奪愛」に走りやすいのでしょうか?
キーワードは、「自信」と「欠乏」です。

① 自己顕示欲が強い「ナルシスト」

意外かもしれませんが、ナルシストな人ほど略奪愛に燃えます。
なぜなら、彼女たちにとって相手がいる男性を奪うことは、「私は今の奥さんや彼女よりも魅力的である」という証明になるからです。

  • 「他の女性から彼を奪い取れる私」
  • 「障害を乗り越えて選ばれた特別な私」

というストーリーに酔いしれることができるため、平和な恋愛では満足できず、あえてライバルのいる男性をターゲットにしてしまうのです。

② 刺激を求める「好奇心旺盛」で「飽きっぽい」人

ルーティンワークやマンネリが大嫌いなタイプも要注意です。
好奇心旺盛な人は、常に脳への新しい刺激(ドーパミン)を求めています。

安定した彼氏との穏やかな日常は、彼女たちにとって「退屈」でしかありません。
その点、不倫や浮気はスリルの連続です。バレるかバレないかの瀬戸際……そのハラハラドキドキを「情熱」と履き違え、ゲーム感覚で危険な恋を楽しんでしまうのです。

③ 常に誰かにいてほしい「寂しがり屋」

そしてもう一つは、極度の寂しがり屋です。
一見、略奪愛とは無縁のようですが、彼女たちは「心の隙間」を埋めてくれるなら誰でもいいという危うさを持っています。

既婚男性の余裕のある優しさや、「妻とはうまくいっていないんだ」という甘い言葉にコロッと騙されやすく、一度依存すると「彼がいないと私は生きていけない」と思い込み、泥沼から抜け出せなくなります。


まとめ:それは「ドラマ」か、それとも「愛」か

マッチの火が消えて、煙だけが上がっている写真。

障害がある恋は、確かに映画のようにドラマチックです。
しかし、その興奮は「障害物競走」の楽しさであって、ゴールした後の「幸せな生活」を保証するものではありません。

もしあなたが今、危険な恋に足を踏み入れそうになっているなら、一度冷静になって鏡を見てみてください。
そこに映っているのは、彼を愛する女性ですか?
それとも、スリルと自己顕示欲に踊らされているだけの、寂しい女性でしょうか?
ほのかでした。

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