ヒカル＆ノアのスピード離婚は必然？「0日婚」と「オープンマリッジ」の残酷な代償

2025年12月20日

恋愛カウンセラーのほのかです。
YouTuberヒカルさんと進撃のノアさんの離婚発表。
正直に申し上げますと、この結末は二人が「0日婚」を発表した当初から、ある程度予測できていたことでした。

今回の件は、単なるインフルエンサーの破局劇ではありません。
そこには、現代社会における「結婚への適性」や「制度の重み」、そして「生物学的な男女の限界」といった、残酷な真実が凝縮されています。

なぜ、彼らの結婚はこれほど早く終わりを迎えたのか。
そして私たちはここから何を学ぶべきなのか。
今回は感情論を抜きにして、5つの視点から徹底的に分析します。

1. 予測された破局：「0日婚」と「炎上」の因果関係

まず、破局へのカウントダウンは結婚当初から始まっていました。
交際期間ゼロの「0日婚」という危ういスタートに加え、決定打となったのはヒカルさんの「オープンマリッジ宣言（公認不倫）」です。

「結婚後もハーレムを作る」という構想は、ヒカルさんらしいと言えばそれまでですが、結婚発表直後というタイミングではあまりに悪手でした。
当時、動画内で見せたノアさんの悲しげな表情がファンの同情を誘い、「ノアちゃんが可哀想」という大合唱が起きたのを覚えていますか？

現代の日本社会において、不倫やオープンマリッジの公言は、致命的な好感度の低下を招きます。
結果としてファン離れと大炎上を招いたこの結婚は、スタート地点ですでに「誰も得をしないプロジェクト」になっていたのです。

そもそも、現代には「結婚に向く男性」と「向かない男性」が明確に存在します。
ヒカルさんのようにテストステロン（男性ホルモン）値が高く、常に新しい刺激を求めるタイプの男性は、典型的な後者です。

彼らは30代前半という性欲も野心も盛んな時期に、「一人の女性に縛られる」こと自体が生物学的に不自然なのです。
さらに、彼にとっては「過激な企画」や「AV女優との共演」も重要なコンテンツ。

もし彼が良き夫として落ち着いてしまったら？
YouTuberとしての「尖り」や「面白さ」は確実に失われます。「クリエイターとしての成功」と「家庭的な幸せ」はトレードオフ（両立不可）の関係にある。
自身のスタイルを維持したいのであれば、最初から結婚という枠にはまるべきではなかったのです。

「お互い自由でいよう」というオープンマリッジが、なぜ若い夫婦には非現実的なのか。
それは、男女の「本能」が決定的に違うからです。

本能の非対称性

この非対称がある限り、オープンマリッジは「男性だけが得をし、女性が精神をすり減らす制度」にしかなり得ません。
一昔前の「女は芸の肥やし」という価値観は、今の日本では通用しません。
一途な愛情を求める多くの女性にとって、このシステムは拷問に等しく、早晩破綻するのは目に見えていました。

多くの人が見落としがちですが、結婚は「好き」という感情だけで成立するものではありません。
それは法的・経済的に「極めて重い契約」です。

自由恋愛とは異なり、結婚すれば「貞操義務」が生じ、不貞行為は損害賠償の対象になります。
そして離婚時には「財産分与」が発生し、築き上げた資産の半分を失うリスクすらある。
世界の富豪たちが離婚で莫大な資産を失うニュースを見れば、その重さは明らかでしょう。

恋愛感情を司る脳内ホルモン（ドーパミン等）は、長くて3年で枯渇します。
情熱が冷めた後に残るのは、冷厳な契約関係と責任だけ。
その覚悟なしに「0日婚」に踏み切るのは、あまりに無謀なギャンブルだったと言わざるを得ません。

今回の事例から私たちが学ぶべき教訓は一つです。
「結婚前の見極め（デューデリジェンス）を怠るな」ということです。

交際期間ゼロで結婚するなど、リスク以外の何物でもありません。
相手の本質を知るためには、以下の2つが不可欠です。

結婚生活は、楽しいことよりも「辛く困難なこと」の方が多いもの。
ストレス下での相手の態度を確認せずに契約書に判を押すのは、目隠しで崖を歩くようなものです。

ヒカルさんとノアさんのスピード離婚は、ある意味で「お互いのための英断」でした。
しかし、私たちはこれを対岸の火事にしてはいけません。

結婚は、勢いではなく「覚悟」と「確認」の積み重ね。
それを痛感させてくれた今回のニュースを、賢い女性たちはぜひ教訓にしていきましょう。
ほのかでした。

よかったらシェアしてね！